今朝のメッセージ
『目に見えるものがあるように、目に見えないものもあるように』
昨日11月23日は、新嘗祭。
現在は勤労感謝の日となっていますが、本来は、
稲の収穫を祝い、翌年の豊穣を祈願する古くからの祭儀。
天皇が新穀を天地の神に供え、自らもこれを食する祭事。
特攻隊という、自らの命を捨てる行為をする日本人を怖がったアメリカは、
日本人を研究し、その原点を新嘗祭に見出したようです。
「お国のために」「天皇万歳」と言って出征していったからです。
天皇は、新嘗祭で五穀豊穣を祈り、国民のために祈るということをされています。
昨日は平成天皇最後の、もっとも大切な行事である新嘗祭だったのです。
以下は、他の方からいただいたメッセージですが、心を打たれるものでしたのでシェアします。
夕刻(午後6時)と暁刻(午後11時)に宮中で行われる祭祀。
陛下は、
暖房も無い過酷な寒さの中、ただひたすら国民のために2時間祈る。
儀式中は、誰も中へ入る事が許されず
カミゴトを手助けする2人の巫女(采女ウネメ)のみ。
86歳の陛下、命を懸けた最後のお祈りです。
私たちは、目に見えないものも感じ取ることができる民族です。
本来は、どこの民族でもそうであったのですが、現代で国として2000年ものあいだ続いている行事というのは、そうそうないことです。
たまには、目に見えない存在を感じてみませんか?
満月でもありますしね。